鉄人日記 vol.3 火花の向こうにある「精度」と「信頼」
「ものづくりの仕事って、ただ鉄を削ったり、溶接したりしてるんじゃないの?」
そんな風に思っている人は、この現場の景色を見ると、あっさり裏切られます。
火花が散る一瞬の奥には、すごい集中力と計算が詰まってる。
削りすぎれば、鉄骨は設計通りには組み上がらない。
でも削らなければ、次の溶接がうまくつかずに強度が落ちる。
“ちょうどいい”仕上げを探るのが、職人の腕の見せどころ。
写真の職人も、ただ力強く削っているように見えるけど、
実は細かい感覚で手の動きや圧を変えながら、火花を飛ばしています。
鉄と向き合うのは、根性だけじゃない。
精度と信頼を生み出す、緻密な技術の世界だということを、
この火花が教えてくれました。
これが、現場で出会った “鉄人”の一瞬です。
📸 Instagram No.03より
目の前に飛び散る火花は、ただの鉄の粉じゃない。
一瞬一瞬に込めた集中力と、積み重ねてきた技術の証。
鉄と向き合う姿は、誰よりも真っすぐでかっこいい。
「鉄人」アカウントはこちら▸ @鉄人
働くって、どんなことなんだろう?
そう思ったときに、この日記が何かのヒントになれば嬉しいです。
次回もまた、別の“仕事の一瞬”を紹介します!