鉄人日記 vol.2 「現場を動かすのは、気づく力だ。」
音の中で、動きを止める若手の職人。
無駄な言葉はないけれど、手元を見つめる眼差しに、“プロの気配”が漂っていました。
手元をじっと見つめて、次の工程のことを考えているようでした。
無駄な言葉はありません。
ただ、手元を見つめる眼差しに、“プロの気配”が漂っていました。
「どうすれば、より早く、より正確に取り付けられるか」
「次に作業する仲間がやりやすいようにするには、どこに気を配るべきか」
そうやって、誰かのために、考えて、動いて、工夫する。
声に出さなくても、ひとつひとつの所作から“やさしさ”が滲み出ていました。
「気づき」は小さなことかもしれません。
けれど、現場にとって、それはとても大きな力です。
鉄を扱う現場で大切なのは、技術や体力だけじゃない。
周りを見て、次の動きを想像して、やるべきことを選び取る
そんな、“気づく力”こそが、現場を支え、動かしています。
無言でも、背中は語っている。
現場には、そんなかっこよさが確かにあります。
これが、現場で出会った “鉄人”の一瞬です。
📸 Instagram No.02より
黙っているのに、伝わってくる。
技術も、誇りも、想いも。
現場には、背中で語る”かっこよさ”がある。
「鉄人」アカウントはこちら▸ @鉄人
働くって、どんなことなんだろう?
そう思ったときに、この日記が何かのヒントになれば嬉しいです。
次回もまた、別の“仕事の一瞬”を紹介します!